患者 | 30代男性 |
来院した時期 | 2016年12月頃 |
主な症状
最近は疲れがなかなか抜けず、体が重く感じていた。
月に2~3回程度の頭痛があり、2週間前から右肘に強い痛みが出てきた。肘の屈曲での痛み、触っても痛むためデスクに肘をつくだけで痛むという。
本人は特に何かした記憶がなく、パソコン業務が中心のため肘が歪んだと思い、今回久しぶりに(5か月ぶり)来院となった。
その他で気になる症状
首こり、肩こり、腰痛
施術内容
前腕の変異があったため、まず橈骨上げをし、尺骨とのバランスを整える。
そこからこの二本の間隔を締めるため、手首の回外・回内操法をおこなう。
この時点で肘の痛みは消失した。
側頭骨からの強圧調整で頭頂骨と後頭骨の変位を調整。
頭痛が消失し、首から肩にかけての重みが無くなった。
考察
肘の痛みは前腕の異常からきていることが多い。
まずは橈骨と尺骨のバランスと整えることが解決への近道であったと考えられる。
パソコン業務で長時間の前腕回内が原因であると推測される。
前腕の問題は頭蓋にまで及び、頭頂骨や後頭骨の変位まで招くことがあるので注意が必要である。
今回は眼球からの頭蓋変位であったため、強圧で側頭骨の調整をしたことで早期解決に至った。