症例報告「右肋骨の痛み」

患者30代男性
来院した時期2018年6月頃

主な症状

息を吸うと右の肋骨全体が痛む。胸を張る姿勢が痛くてできない。車のハンドル操作で右腕を使うことができない。

その他で気になる症状

特になし。

施術内容

初回
背中に圧を加えると痛むので、内蔵調整を中心に施していく。

2回目(10日後)
右手の指をほぐしていき、橈骨のずれを戻していった。

考察

はじめは胸郭の広がりが原因かと思い、減腔と内蔵調整をメインで施していったが、数日経っても痛みに変化がなかった。

2回目は視点を変え、末端の緊張を見ていった。そうすると右手の指のこわばりと手首のズレを見つけた。
こわばりをとり、手首のズレを戻すと痛みが97%減ったと言われる。

原因として、デスクワーク中の姿勢があげられる。最近、机を変えたことによりマウスを持つ手に違和感があったという。この違和感が、指のこわばりと手首のズレの原因となり、肋骨の痛みにつながったと考えられる。